この記事を書いている時点では
日本中でコロナウイルスが蔓延していて
かなり大変な状況となっております。
感染すると味覚と嗅覚が駄目になるという話もありますが
自分の放屁の臭いで悶絶しているしているうちは
大丈夫だろうと思っているアホ管理人です。
皆様如何お過ごしでしょうか?
まさか今年の最初の頃は世の中ってか世界が
これほどのウイルスに苦しめられるとは予想してませんでしたね。
私のところはまだ二桁台ですが
感染者はまだまだ増えそうな勢いです。
これを読んでいる皆様におかれましても
くれぐれもご注意下さいませ。
さて、本日のテーマは
昨年末にガイアノーツから発売されました
「Ex-プレミアムフラットクリアーは使えるのか?」
ってことでレビューをお送り致します。
発売前から期待はしていたのですが
なかなか入手が出来ず
近頃やっと入手できたので
これの性能は如何なものかということで検証です。
発表当時にサンプル写真を見た限りでは
結構いい感じに見えたのですが
やっぱり使ってみないとわからないだろうってことで
今回は実際に使ってみたわけですよ。
で、実物はこちら。
見た感じではとにかく白い!!
既に発売されているガイアノーツの
Ex-フラットクリアーはまだまだ透明な感じで
実際にそのまま使うとつや消しというよりは
クレオスで言うところの
つや消しと半ツヤの中間って感じがして
普通のつや消しクリアーとして使うと
何か物足りないわけです。
そのため、普段自分は「謎つや消しクリアー」っていう
自前でつや消しクリアーを作っていたわけです。
(作り方と詳細についてはこちらより)
今回はこの謎つや消しクリアーとEx-プレミアムフラットクリアーと
使い心地の差を比べてみようという
なんとも無謀なことを考えたわけですよ。
なので今回は以下の条件でやってみました。
プラ板にガイアノーツのEx-ブラックを塗装 クリアーと溶剤の割合はクリアー1に対し溶剤も1(1:1) 薄め液はガイアノーツのブラシマスターを使用 これに謎つや消しクリアーとEx-プレミアムフラットクリアーを吹き付ける その上で仕上がりを比較 環境条件:2020年4月12日午前10時頃、室温15度、湿度40%、天気は晴れ
そして、その結果がこちら
個人的にこんなことを言うのもなんですが
ほとんど差が無いじゃないか!?
ってか、どっちも仕上がりとしては自分好みじゃないか!!
写真で見るとプレミアムフラットクリアーの方が
薄く見えますが、現物はほとんど差がわかりません。
それより、自分の謎つや消しクリアーの調合比率って
実は凄かったんじゃないかって
勝手に感動してましたけどね(ぉぃw。
冗談はこの辺にしておいて、
それでも自分の作った謎つや消しクリアーと
決定的に違ったことがあったわけです。
今回実際に吹き付けてみて思ったのは
乾燥時間がプレミアムフラットクリアーの方が早かったということ。
今回の条件だと吹付けてから5分くらいで
このしっとりした感じになってましたね。
自分の作った謎つや消しクリアーの方だと
吹付けから10分くらいは放置しないと
この状態にはならなかったということですね。
(※乾燥時間については、その時の条件によって異なりますのでご注意を)
更に謎つや消しクリアーは
通常のEx-フラットクリアーにクレオスのなめらかスムース、
ガイアノーツのフラットベースを混ぜないといけませんが
調合の比率はどんなに注意しても
完全な一定状態にすることは事実上不可能な上、
金額的には1本作るのに1000円近くかかってしまいます。
しかしEx-プレミアムフラットクリアーは定価でも1本880円。
そのため、この金額で常に安定した状態のものを入手できるってことなので
コストパフォーマンスを含めて考えた場合には
やはりEx-プレミアムフラットクリアーに軍配があがるわけです。
最後に一つ付け加えておくとすれば
使用した感覚と、仕上がりに関しては
自分の謎つや消しクリアーよりは
クレオスの「GX-114 Mr.カラーGXスーパースムースクリアー<つや消し>」
に近いか同等ってことですかね。
(自分もこの商品に近いものを目指して何度も調合したので)
おそらくメーカーの方もこの商品に対抗するため
今回のプレミアムフラットクリアーを作ったと思うので
似たような感じになるのは当然と言えば当然かもしれません。
容量単価もGXスーパースムースクリアーに比べて
安めになっているのもメリットです。
ただ弱点としてはまだまだ流通量が少ないこと。
無い時は本当に無いので、是非メーカーさんには
入手しやすいように商品を流してほしいですね。
(これを書いている時点では新型コロナウイルス騒ぎで大変ですけど・・・)
そんなわけで、本日の結論。
「Ex-プレミアムフラットクリアーは高性能。買って損なし、オススメ」
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