筆塗りでどこまで行けるのか?

少し前に「大門の得意技の精密塗装を見せてくれ」との
ご意見がありましたので
こちらでご紹介しましょう。
どちらも製作したのは今から2~3年ほど前の物になります。

090630_01.jpg
こちらは「MGエールストライクガンダム」を製作した際に塗装した
ムウ・ラ・フラガ少佐になります。
本来はキラ・ヤマトに塗るのが定番ですが
既にフリーダムガンダムが完成していたこともあり
並べて飾る場合は、フラガ少佐の方が良いだろうってことで
このパターンでやってみたんですね。
これだけでは大きさは伝わらないので
実際に比較したのが下記の写真。
090630_02.jpg
定番のタバコで比較(w。
これくらいの大きさです。
このフィギュアは大体1.5センチくらいなんですが
一番細い面相筆(田宮の0番)だけで塗装しています。
現在はエールストライクガンダムの中に収まっていますが
クリアランスの確保に失敗したため
コクピットが開けられません(w。
なので、この写真はある意味貴重な物になります。
塗装方法としては、持ちやすい大きさのクリップに挟んで
ひたすら丁寧に塗っていくしかありません。
当然失敗するわけですけど
トライ&エラーの繰り返しで
自分が納得するまでやっていくのが一番かと。
あとは、隠蔽力でどっちの色が強いのかを考えるのも重要です。
そのため、色の弱い方が塗っていくと失敗は少ないです。
090630_03.jpg 
実際に生放送中に塗装したのと同じ物がこれ。
ウォーターラインを買うと、必ず付いてくる零式水上観測機です。
これは1円玉と同じサイズですが、パーツ数にして3つです。
この場合、まず形を作っていくことが最初の作業です。
接着剤が乾燥してから、塗り分けていくんですが
持ち手は爪楊枝くらいしか使えません。
このキット(?)を作ったことがある型なら御存知かと思いますが
実は、下に小さい穴が開いているんです。
爪楊枝の先っぽに薄くした両面テープを貼り付け
それを刺すことによって持ち手を作るんです。
この場合であれば、最初に黄色を塗ってから緑を塗り、
背面の明灰白色を塗って、最後にキャノピーの青竹色を塗れば終わりです。
こうやって言うと簡単そうだけど
実際は集中力がいるってのが現実。
これは一番細い平筆と面相筆(0番)があれば、何とかなります。
やっぱり、最後は気合と集中力が物を言うのかも・・・。
皆さんも一度試してみると良いですよ。
出来ると「オレすげ~」って感動できます(w

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